夜しか顔を合わせない生活だもの

きっちり11時に帰ってくる兄貴と談笑しながらスプーン二杯分のコーヒー豆をひどく軋むミルで挽いて今にも壊れそうな古いコーヒーメーカーに水をなみなみそそいでスイッチを入れて
ファミコンで対戦したりF1を見ながらドリップが終わるのを待つ時間のなんと平和なことか。
この時間とも来年の四月で暫しお別れかと思うと実感が湧かないながらも楽しまないといけない気になるから不思議なもので
今は兄貴の夢への第一歩を応援するとともに独身寮が相部屋でないことを祈るばかりです。


いや、泊めてもらえると遠征も楽になるなあ、と。